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Bootstrapを使ってWordPressフッターを一瞬で作る方法【footer.php】

自作テーマ作成中で、とりあえずサクッとフッターを作ってしまいたい場合、Bootstrapの活用をお勧めします。以下のコードではCSSを一切使わず、Bootstrapのユーティリティクラスをフル活用しています。

基本デザイン、レスポンシブ対応もできているため、まずはシンプルなフッターでいいから完成させてしまいたい場合にいいでしょう。シンプルながらスタイリッシュなデザインにできます。

完成デザインは以下のリンクから確認できます。

フッターデザイン

フッターデザイン

Posted on 9月 11, 2024 |

Bootstrapを使ったシンプルなフッターデザイン。

完成コード

footer.php

header.php

Bootstrapを使うには、以下のコードをheader.phpなどで読み込ませてください。

コードの解説

基本構造

 

このフッターは、<footer> タグを使用して定義されています。d-flex、flex-wrap、justify-content-between、align-items-center などのBootstrapのクラスを利用して、フッター内の要素を柔軟に配置しています。

d-flex: フレックスボックスを使用して要素を並べる。
flex-wrap: 子要素がフレックスボックスの行を超えて並ぶときに改行する。
justify-content-between: 子要素を左右の端に配置し、間にスペースを均等に設ける。
align-items-center: 子要素を縦方向の中央に揃える。
py-3 と my-2: フッターに上下のパディングとマージンを追加。
border-top: フッターの上にボーダー線を追加。

著作権表示部分

col-md-4: この要素は中程度のスクリーンサイズ(md)以上で幅の4/12(つまり1/3)を取るように指定。
mb-0 と mb-md-0: マージンの設定で、下部のマージンを無効にしている。
text-body-secondary: Bootstrapのテキスト色クラスで、セカンダリーなテキスト色に設定。

ナビゲーションリンク

nav クラス: Bootstrapのナビゲーションクラスで、リンクを横並びに配置。
col-md-4: 中程度のスクリーンサイズ以上で幅の4/12を取る。
justify-content-end: ナビゲーションリンクを右端に揃える。

 

カスタマイズのポイント

スタイル調整: Bootstrapのクラスを利用しているためデザインの調整が簡単です。またCSSを使って独自にデザインのカスタムも可能です。

リンクの追加・変更: <ul> 要素内の <li> を追加・変更することで、ナビゲーションリンクを簡単に変更できます。

レスポンシブ対応: Bootstrapのグリッドシステムとユーティリティクラスを使っているため、異なるデバイスサイズでもフッターが適切に表示されます。このままでスマホ表示が最適化されているのは楽ですね。

まとめ

非常にシンプルなデザインですが、フッターの作成方法を紹介しました。CSSなしで基本デザイン、レスポンシブ化ができているので自作テーマ入門者に向いています。企業のホームページなどを作成する際は地図を載せたり、いろいろできますが個人のサイト・ブログであればシンプルなフッターで十分だと思います。